data file No.006

「蒼白ハンバーガー」/ ハンバーガー

分類 たべもの系(Foods)
制作者 あさい
使用素材 PS(磁石のガワ)+ PLA
寸法 (mm) W.35 × D.35 × H.25
ステータス 調理・提供済み SOLD OUT

■ 制作・観察記録

「磁石が取れてしまったマグネットのガワ」。
本来であれば磁力という唯一の存在意義を失い、完全に捨てるしか道がなかった哀れなプラスチックゴミである。しかし、あさい氏の脊髄はこれを見逃さなかった。

「蒼白ハンバーガー」/ ハンバーガー 【SOLDOUT】

size:W.35 D.35 H.25
material:PS、PLA

by あさい

・
episode
磁石が取れてしまった磁石のガワ2つ。間にレタスとトマトがはさめそうだったので、3Dプリンタで出力しサンドした。
ただ元の色が白色だったので、蒼白のハンバーガーになってしまった。
使い込まれてついた表面の傷が焼き色に見えてきそう。
(公式Instagramの記録より)

File.005のベーグルに続き、ここでも間に挟まる「レタス」と「トマト」をわざわざ3Dプリンターで新規出力し、ガワでサンドしている。

本作において特筆すべきは、その「色」と「傷」がもたらす偶然の産物だ。
バンズに見立てられたガワが真っ白であったため、血の気が引いたような「蒼白ハンバーガー」となってしまったが、この純白がシュールな現代アートのような良い味を出している。さらに、長年磁石として酷使されてついた表面の無数の傷が、不思議と「バンズの美味しそうな焼き色」に見えてくるという見立ての奇跡が起きている。

本来捨てるしかなかった完全なるゴミが、(少し病的な白さで)生まれ変わった、ゴミ活の醍醐味と感動が詰まった逸品である。

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