| 分類 | 鳥類交信系(Instruments) |
|---|---|
| 制作者 | にしもつ |
| 使用素材 | ブナ(端材)+ 廃ネジ |
| 寸法 (mm) |
長男:W.30 × D.30 × H.70 次男:W.30 × D.30 × H.50 三男:W.20 × D.20 × H.60 |
| ステータス | 巣立ち済み SOLD OUT |
道端の廃材ではなく、工房の片隅で出番を失っていた「ブナの端材」と「廃ネジ」を掛け合わせて作成された音響装置(バードコール)。
制作者(にしもつ)は、このただの木の切れ端をトリマーで面取りをしてみたり、「木工旋盤」という機材にかけて削り出し、兄弟それぞれの個性豊かなフォルムを生み出した。特に三男の「お餅のような形」を削り出す工程にはかなりの労力が注がれている。廃材利用に対して機材や技術が本気すぎるという、当センター特有のバグがここでも発生している。
そして何より特筆すべきは、その「音響兵器」としての圧倒的な完成度である。
完成直後、制作者が工房で廃ネジをクルクルと回して試し鳴らしをしていたところ、その音を聞きつけた工房管理人のIZMさんが「本物の鳥が迷い込んできた」と完全に勘違いし、周囲をキョロキョロと警戒しながら歩いてきたという伝説を残した。
人間(しかも工房の管理人)の耳さえも欺くことに成功したこの3兄弟は、それぞれ別の所有者の元へと羽ばたいていった(SOLD OUT)。今頃、各地の空で鳥の声を響かせていることだろう。