| 分類 | 感情物理化系(Gadgets) |
|---|---|
| 制作者 | あさい |
| 使用素材 | 美容室のウォーマーキャップのスイッチ |
| 寸法 (mm) | W.35 × D.100 × H.25 |
| ステータス | 売り切れ SOLD OUT |
現代のSNS社会における「いいね」の軽薄さに一石を投じる(?)、画期的な物理コミュニケーション・ガジェットが誕生した。
ベースとなっているのは、美容室でパーマ等に用いられる機材「ウォーマーキャップ」に付いていた古いスイッチである。
制作者(あさい)は、この無骨なスイッチの内部にハート型のパーツを仕込む改造を施した。親指でカチャリとスイッチをスライドさせると、隙間から赤いハートが「ピョコ」っと飛び出す(コンニチワする)仕組みである。
この作品の真髄は、その操作感にある。スイッチをスライドさせる際、「しっかり溜めてからピョコと出す」ことで、相手への感情の重みを物理的に表現できるのだ。出現するハートが絶妙に「ちいさめ」であることも、手作りの奥ゆかしい味わいを醸し出している。
スマホの画面をトントンと叩くだけのデジタルなハートより、わざわざポケットからこのスイッチを取り出してスライドさせる方が、ずっと「ハートフル」ではないだろうか。
本個体はそのアナログな温もりが評価され、早々に新たな持ち主の元へ引き取られていった。今頃どこかの街角で、物理的な「いいね」を生み出しているはずだ。