data file No.012

「ふりふり尻尾ット」 / ポット

分類 どうぶつ系(Creatures)
制作者 まつひな
使用素材 PE(生分解性ポット)+ PLA
寸法 (mm) W.90 × D.105 × H.75
ステータス 育成中・見守り対象

■ 制作・観察記録

「最近、いろんなものが生き物に見えてしょうがない」。
制作者(まつひな)少しポエティックで愛らしい個体である。

ふりふり尻尾ット / ポット

size:W.90 D.105 H.75
material:PE, PLA

・
episode
最近、いろんなものが生き物に見えてしょうがないまつひなです。
トマトの苗が着ていたこのポットは、きっと真っ赤な尻尾が生えてくる。

うちのトマトは、まだ実が緑だけど、この尻尾みたいに真っ赤になってくれるでしょ
(公式Instagramの記録より)

ベースとなっているのは、土に埋めるとそのまま自然に分解されるエコな白い苗用ポット。そこに、PLA(3Dプリント素材と思われる)で出力された真っ赤な「尻尾」が接着剤によって無造作に生やされている。
白色の無機質なポットの側面に、パキッとした赤色がよく映えている。

この尻尾は単なる装飾ではない。現在育成しているトマトの実がまだ緑色であることに対し、「この尻尾のように真っ赤に育ってほしい」という未来への願い(あるいは呪術的な祈り)が込められているのだ。
ただの園芸ゴミに生命の文脈を与え、豊作への祈りまで乗せてしまうという、非常に情緒的な見立ての作品である。

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